体外受精の費用はどれくらい?
体外受精は、一般的に 1回あたり30〜60万円ほど
かかると言われています。
ただし、2022年からは保険適用がスタートして、自己負担は3割になりました。
それでも「検査代」や「薬代」など、
保険が効かない部分もあるので、
実際の支払いは人によって違います。
この記事では、
実際に私が払った金額をお伝えします。
私が払った実際の費用
私の場合、にしたんARTクリニックで
体外受精を受けました。
かかった費用はこんな感じです👇
※3割負担での計算
| 初診料や初期検査 | 24,270円 |
| 造影検査 | 8,970円 |
| 採卵術(10個以上) | 31,200円 |
| 受精卵・凍結保存管理料 | 71,100円 |
| 体外受精・顕微授精料 | 25,200円 |
| 先進医療(SEET法など)3割負担なし | 88,000円 |
| 胚移植術 | 39,000円 |
| 診察料や薬代含め合計 | 336,950円 |
また、凍結保存は1年間で更新になります。
凍結保存を継続する場合は保険適用で
10,500円の更新料が必要になります。
保険適用の条件は
①更新時の年齢が43歳未満であること
②保険適用での胚移植が回数制限を超えていないこと(39歳までは6回、40~42歳は3回)
③6ヶ月以内に移植の予定があること
④更新受付期間内にお二人でご来院し、治療計画を立てること
私は帝王切開の出産のため、
6か月以内の移植は身体に負担がかかると思い、
自費での更新を選択しました。
その場合は55,000円の更新料が必要になります。
保険適用や助成金について
私が治療した時期は
ちょうど保険適用の制度が始まった頃で、
自己負担は従来よりも減りました。
また、健康保険からの給付金は約24万円でしたので自己負担は約10万円程になりました。
住んでいる自治体の助成金制度も調べましたが、
申請が終わっていて利用はできませんでした。
ですが!
東京都の不妊検査等助成金の申請期限が変わり、
不妊検査及び一般不妊治療の申請ができるように!
体外受精前の検査の助成金の申請が、検査開始日から起算して、2年以内になりました!
(例)
令和6年4月2日に検査開始した場合、
申請期限は令和8年4月1日となります。
※令和6年4月2日以降に開始した検査についてに限ります。
助成金については次回の記事で詳しくまとめます!
まとめ
体外受精は金額だけ見ると高額でしたが、
実際に治療を受けて妊娠できたことで、
「頑張って良かった」と思っています。
これから体外受精を考えている方や
同じように不妊治療を頑張っている方にとって、
少しでも参考になれば嬉しいです!

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